介護職員初任者研修の資格を取るための学習内容を紹介していきます。
ここでは、7つ目の認知症の理解から解説します。
認知症の症状は多岐に渡ります。
サービス利用者それぞれに応じた症状や、状態を理解して接することが大切です。
認知症の進行状況や、認知症の方の世界を理解して、認知症を患う方だけでなく、そのご家族との関わり方や環境を学習します。
8つ目は障害の理解です。ここで設けられている時間は3時間と比較的短いですが、精神障害、知的障害、身体障害の三つの分類について学習して、その代表的な症状を理解します。
介護サービスを利用する方は、老化や疾病などの理由によって、様々な障害を抱えている場合が多くあります。
その方に合わせてどういった介護を行い、支援していくかを学びます。
最後はこころと体のしくみと生活支援技術です。
ここでは75時間もの学習が必要とされています。介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の資格を取るための、カリキュラムの多くがこの時間となっています。
食事や入浴などの介護の仕事にあたって必要な講義と技術習得のための演習が組み合わさっています。
これまでに学習した内容を確認するとともに、実際に施設や訪問介護などの現場で使える技術の習得を目指します。